競馬の楽しみ方・体験談

ギャンブルの中でもとにかくやっている人が多いのが競馬です。

予想する楽しみやゴール前ギリギリでの逆転などとにかくドキドキする要素が多いこのギャンブルですが、本気で予想しても当たらないことが多いものの、適当に買った馬券が当たることもあるということも人気の秘訣なのかもしれません。

そこでここでは私が実際にあった競馬体験を紹介していきたいと思います。

競馬歴はおよそ30年の私

競馬以外にも色々なギャンブルをしている私ですが、もっとも歴が長いのが競馬です。

大阪在住の私は40代なかばのサラリーマンですが、競馬歴は30年ほどとなります。

現在はなんばパークスとなっている一帯は昔は大阪球場があり、その横には場外馬券場やアイススケート場がありました。

ここでは今ほど年齢制限が厳しいわけではなく、老けて見られていた私は普通に馬券を購入できていたのです。

また、ゲーム機でも競馬のゲームをしていたこともあって知識だけは一人前にあった私でした。

競馬を長くしている人は競馬歴50年などの強者も多くいますが、それだけ長く競馬をしている本当にさまざまなことがあるものです。

それらの中から私が実際に経験したことをいくつか紹介していきます。

最終レースで大逆転

競馬は当たるときと外れるときがあります。

実際には外れる時の方が多いのですが、その外れ方にも色々とあります。

考え方は人それぞれですが、私は「ギリギリで外す」ということが続くことはあまり良くないイメージがあります。

外れる時は「かすりもしない」時の方がスッキリとして次のレースに切り替えられるように思っています。

フォーメーション買いなどをして、「選んだ馬が上位に来ているのに馬券が取れていない」というような惜しい外し方はあまり良くないと思うのです。

 

コロナ禍の時には場外馬券場に行くことができなかったため、ネットで馬券を買うことが多くなっていました。

休みの日曜にゴロゴロとしながら馬券を買っていたのですが、その日はとにかく「惜しい外れ」がひたすら続いており、選んだ馬が上位に来ているものの馬券はまったくとれていないということが続いていたのです。

そんな状態のままメインレースまで終了し、その時点で大きく負けていました。

いつもであればメインレースまでしか購入しないということもあって、そこで終わるところですが、馬券購入サイトに数百円だけ残高があったので、残りをすべて最終レースに賭けて綺麗に0円にしようとしたのです。

 

とにかく真剣に予想をして1日外れまくったために新潟競馬場の最終レースは予想をすることはせずに閃きだけで勝負をすることにしました。

まずは「馬の名前」です。

ざっと名前を見ていたら中に私の好きな「ボン・ジョヴィ」の歌の歌詞に出てくる名前の馬がいました。

他に何かないかと探していると、新潟出身の永野ジョッキーが乗っている馬がありました。

宝くじのようなものだろうと、残高すべての数百円をその2頭の馬連で1点買いにすることにしました。

 

対して期待することもなく、ラジオで実況を聞いていると最後の直線でその2頭の名前が何度も呼ばれています。

「もしかして」がどんどん期待が高まっていきます。

ゴール前ではただただドキドキで結果を聞き入っていました。

すると本当にその2頭が先頭でゴールしたのです。

私の興奮はピークでした。

ただ、私はオッズを見ないで2頭を選んだため、「もしかしたら人気の2頭だったのか」「本命で安い配当なのか」ということも心配になってきました。

確定して配当が発表されるまでの時間が非常に長く感じたものです。

そして確定すると、その2頭はまったく人気がなかったようで馬連でも2万円越えの配当となっていました。

1日真剣に予想をしてさまざまな馬券の買い方をした挙句に負け続けた私が適当に買った1点買いで大逆転したのです。

本当に競馬というのは難しいと思うと同時に「自分の予想っていったい何なんだ」と少し悲しくなった1日でした。

荒れるとわかっていても当たらない馬券

もしかしたらそういう人が他にもいるかもしれませんが、私は競馬歴も長く、競馬愛好家ではありますが競馬が強いというわけではありません。

トータル収支は計算していませんが、ほぼ間違いなく大きく負けているでしょう。

やはりその原因は「ここぞの馬券がとれない」ということだと思います。

 

今から紹介するのはその典型のようなレースでした。

2005年の春の天皇賞の日、私は父親とともに京都競馬場に参戦していました。

この日は雨が降っており、荒れ気味なレースが続いていました。

この年の天皇賞は出ていれば人気になりそうな馬が軒並み出場していませんでした。

ゼンノロブロイ、デルタブルース、タップダンスシチー、イングランディーレなどの名馬がすべて出ていなかったのです。

 

その上で人気になりそうな馬が前哨戦で負けているということもあって荒れ要素が多くあったのです。

かろうじてヒシミラクル、アイポッパー、リンカーン、シルクフェイマス、オーストラリアのマカイビーディーヴァなどが人気となっていたのですが、とても信頼できるようなものではありません。

天気が悪いこともあって、父親と二人で「このレースは必ず大荒れする。人気の馬からではなく、人気薄から買えばおもしろい」ということとなり、二人で人気薄の馬ばかりを選んで馬券を買うことにしました。

 

レースが始まるとゆったりとしたペースのまま、淡々とレースは進んでいきます。

どれが勝つのかわからないまま直線を向いた馬たちはコース一杯に横に広がってたたき合いとなります。

ファンたちの歓声も最高潮でした。

そうした中でも内から抜け出してきたのが13番人気の「スズカマンボ」です。

名手安藤勝己のエスコートに答えるようにグイグイと抜け出し、そのままゴールインしました。

スズカマンボはクラシック戦線でも今一つという成績だったため、ここでも人気がなかったのです。

 

ただ、安藤勝己騎手は「長距離だった菊花賞でも外を回らされただけでそれほど力負けはしていない。

自分さえ上手く乗ることができれば良い勝負はできる。

最後は必ず伸びてくれる」

と馬を信じての騎乗でした。

さらに2着には14番人気のビッグゴールドが入り、3着に4番人気のアイポッパーが入線しました。

この結果、馬連でも85000円を超える配当となり、三連単ではこの時点のJRAのG1史上最高額の配当となった193万9420円という配当となったのです。

京都競馬場は怒涛の歓声が飛び交っていました。

 

「荒れる」とわかっていて買った馬券ですが、買い目にスズカマンボとアイポッパーは居たものの、ビッグゴールドが居らずに撃沈。

父親はビッグゴールドとアイポッパーを買っていたものの、スズカマンボを買っておらずに撃沈。

二人とも荒れるとわかっていながら人気薄の馬券を買った上で、しっかりと外すという結果に終わったのです。

改めて「馬券の買い方が下手だな」「競馬って難しい」と確認させられたできごととなりました。

 

競馬は本当に色々なドラマがあるギャンブルです。

それだけに奥深く、多くのファンをやみつきにさせる魅力があると言えるのです。

もちろん信じられないくらい大勝ちをすることもありますし、何をどう買っても当てることができないということもありますが、それも合わせて競馬なのだと言えるのかもしれません。